番組審議会だより

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-第704回番組審議会-

開催日時

2025年2月25日(火)15:30~16:45

開催場所

北海道放送 役員会議室

出席の状況

委員総数 8名/出席委員の数 8名

出席委員の氏名 委員長:菅原 亜都子
副委員長:大﨑 雄樹
委員:佐々木 啓
委員:河治 和香
委員:世永 茂
委員:三上 直子
委員:佐々木 学
委員:村山 和佳子
会社側の出席 勝田 直樹 代表取締役社長
土門 哲也 常務取締役
清水 收 取締役
滝沢 淳一 メディア戦略局長
藤枝 孝文 コンテンツ制作センター局長
田村 隆行 オーディオビジネス局長
牧野 秀章 コンプライアンス室長
岡田 徹也 コンテンツ制作センタースポーツ部長
樋渡 太一 番組ディレクター
吉田 智彦 メディア戦略局編成部長
磯田 雄大 コンテンツ制作センター報道部長
杉田 和俊 コンテンツ制作センター情報制作部長
加藤 雅章 コンテンツ制作センターアナウンス部長
原島 崇 オーディオビジネス局編成制作部長
吉田 隆志 番組審議会事務局長

審議会の様子

番組審議会の様子(写真)

議題

・テレビ番組「楕円球(ラグビー)がつなぐキセキ~羽幌・芦別・富良野から描いた花園の夢~」(2024年12月28日放送)

議事の概要

月次報告

編成部(テレビ番組関連)

視聴率、2月の主な単発番組

報道部(報道番組関連)

JNNネットワーク協議会賞受賞、TBS「報道特集」について

編成制作部(ラジオ番組関連)

聴取率調査、主なイベント、NHK「ラジオ100年特番」参加

議題番組に関する委員の主な発言

  • ドラマチックな題材を素晴らしいスポーツドキュメンタリーにまとめていた。ただ、こうしたハンディがある中でなぜ勝ち進めたのか、チームの強さの背景を戦術・戦略的なものを含めてもう少し探って欲しかった気はする。
  • 地方の合同チームを取り上げたことは地元にとってとても喜ばしいことだろうし、地域振興の観点からもよかったと思う。最後の抽選の場面はドラマ以上にドラマで、ドキュメンタリーの凄さを感じた。
  • 30分という限られた時間なので、高校生の奮闘にフォーカスし余計な情報がない方が見やすいと思いつつ、チーム結成からの流れとか強さの秘訣みたいな理由をもっと見たかったとも感じた。
  • 男が泣くのは恥となったのは明治以降で、幕末の志士などはよく泣いたらしい。選手たちは勝って泣き、負けて泣き、今、こうした無垢な涙を流せる若者ってどれ位いるのだろう。彼らの30年後、40年後の人生を追ったら面白いと思った。
  • 少し大げさに言うと、少子化や過疎といった問題を抱えた中での高校のスポーツ大会の在り方に、ある種解決策を示した番組ではないか。チーム力を向上させる過程をもっと映像で捉えていれば偉業がさらに浮き彫りになったと思う。
  • 番組全体の印象としては若干の物足りなさを感じた。スポーツドキュメンタリーというよりは、劇的な展開のせいか試合の場面が多くむしろ試合中継のようだった。人口が減少していく地方の活動の在り方については示唆的だった。
  • 3つの高校のラグビー部の情報を1分ずつでも深掘りしてくれたら、より感情移入できたと思う。日本では野球やサッカーに比べて詳しい知識がない視聴者が多いと思われるので、北海道のラグビー環境についてももう少し知りたかった。
  • 心動かされる泣ける番組だった。もう少し前提や経緯が分かった方がいいという意見は確かにその通りと思う一方で、番組から伝わる普遍的なメッセージで満足していて、このケースの個別性はいらないような気もする。
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