-第700回番組審議会-
開催日時
2024年9月24日(火)15:28~16:34
開催場所
北海道放送 役員会議室
出席の状況
委員総数 8名/出席委員の数 8名
出席委員の氏名 | 委員長:菅原 亜都子(文書出席) 副委員長:大﨑 雄樹 委員:佐々木 啓(文書出席) 委員:河治 和香 委員:世永 茂 委員:三上 直子 委員:佐々木 学 委員:村山 和佳子 |
会社側の出席 | 勝田 直樹 代表取締役社長 土門 哲也 常務取締役 清水 收 取締役 滝沢 淳一 メディア戦略局長 山岡 英二 コンテンツ制作センター局長 藤枝 孝文 コンテンツ制作センター局長 吉田 隆志 コンプライアンス室長(兼 番組審議会事務局長) |
メディア戦略局 | 吉田 智彦 統括 兼 編成部長 |
コンテンツ制作センター | 磯田 雄大 報道部長 |
コンテンツ制作センター | 杉田 和俊 情報制作部長 |
オーディオビジネス局 | 牧野 秀章 アナウンス部長 |
オーディオビジネス局 | 原島 崇 編成制作部長 |
コンテンツ制作センター | 山田 文裕 番組プロデューサー |
コンテンツ制作センター | 竹田 真歩 番組企画担当 |
審議会の様子
議題
・テレビ番組「スマホがない時、どうしていたの?」(7月21日放送)
議事の概要
月次報告
編成部(テレビ番組関連)
視聴率、9月の主な単発番組
報道部(報道番組関連)
番組コンクール審査結果、ラジオ報道番組の放送、勉強会の開催
編成制作部(ラジオ番組関連)
秋の番組改編
議題番組に関する委員の主な発言
- 世代間の価値観の変化と自身の価値観の変化の両方を感じることができた。異なる時代を嘲笑したり蔑む表現がなかったのがよかった。北海道色はなかったが、全国に通用するクオリティーの高い番組を制作する意義は理解できる。
- ともすれば昔は遅れていると馬鹿にしがちなところ、世代間ギャップを使ってスマホのない時代の文化を楽しむ姿勢が貫かれていてよかった。まるでアドベンチャー番組のように未知の世界を旅するような感じだった。
- 日本史や世界史を振り返る番組はたくさんあるが、生活の歴史にスポットを当てた番組は少ないのではないか。レギュラーだとすぐにネタが尽きるかもしれないが、準レギュラー位で続いて欲しいと思うほど非常に面白く見られた。
- 出演者の世代バランスがすごくよかった。ナレーションも聞きやすく、番組で使われていたイラストもユーモアのセンスを感じた。バラエティー番組は内輪だけで盛り上がる印象があるが、この番組は出演者と視聴者が同じ目線で楽しめた。
- 情報バラエティー番組としていろいろ有益な情報を得ることができた。欲を言えば、スマホの普及によって日常のコミュニケーションが脱対面化・脱文脈化されている理論的背景についてもさらりと触れると啓発的でよかったのではないか。
- 年配者には懐かしい回顧が若い世代にとっては新鮮なエピソードであり、どちらの世代も楽しめる内容だったのではないか。ただ、チケット販売の話題やスマホ不携帯で目的地に向かう実験は、短い番組の中ではやや冗漫に感じた。
- 60代の自分は非常に懐かしく見ることができたが、若い世代が当時を面白いと感じるかは疑問だった。時代とともに技術が進歩するのは当たり前のことで、昔を振り返って不便だったというのは切りがないしあまり意味がないのでは。
- とても面白い企画だったが、スマホがない当時は実際どうしていたか、模範解答的な内容があってもよかったのではないか。今回の番組の趣旨からは外れるが、スマホとの上手な付き合い方、トラブル回避法はテレビで啓発して欲しい。