※初期値09時、21時で計算
FXFEのFXはForecast Miscellaneous(種々の予報)、FEはFar East(極東)、502は500hPa、12・24時間予想図。
09時と21時の客観解析に基づいて数値計算された12、24時間後の予想天気図です。
☆500hPa高度・渦度12・24時間予想図(上の図)のポイント
▼等高度線…5,700mを基準にして60m毎に実線で、300m毎に太い実線で表示。
高度値は120m毎。
低圧部中心に「L(Low)」、高圧部中心に「H(High)」が表示されています。
▼等渦度線…500hPaの等渦度線が表示。渦度0線は実線、
その他は渦度40(×10-6sec-1)毎に、最大±200まで、波線で表示します。
縦縞模様の部分は正(プラス)の渦度領域です。また渦度の極大値と極小値が数値で表示。
この天気図により高度や渦度の極値からトラフ(気圧の谷)やリッジ(気圧の尾根)を追跡します。
正渦度と負渦度との境界(渦度0線)は、強風軸に対応し、その強風軸は下層の前線帯と対応することが多い。
☆極東地上気圧・降水量・海上風12・24時間予想図(下の図)のポイント
▼等圧線…1,000hPaを基準に、4hPa毎に実線、20hPa毎に太い実線。
▼降水量…約3,000平方Kmの平均降水量で、地点毎の降水量とは違うことに注意!
そしてこの降水量とは予想時刻を起点として前12時間降水量です。
予想時刻以降の降水量でないということにも注意です。
この天気図により、高・低気圧の発達や移動の程度を予想します。
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