『Fビレッジ』で新たなビジネスの人材育成へ 北広島市×事業構想大学院大学×日本エスコンが連携協定 実現への事業費は日本エスコンが支援
2025年04月11日(金) 15時55分 更新
世界がまだ見ぬ新ビジネスが誕生するかもしれません。
地域でビジネスチャンスを掘り起こす人材を育成する取り組みが、北海道北広島市で始まりました。
全国5都市にキャンパスを構える、社会人向けの学校「事業構想大学院大学」は、「Fビレッジ」と周辺の開発を手がける「日本エスコン」、そして北広島市と連携協定を結びました。
全国から研究員が北広島市に集まり、1年間、地域ビジネスについて講義を受け、学ぶ仕組みです。
池野成洋 記者
「研究員の成果発表の場には、こちらFビレッジ内の施設が使われることも決まっています」
修了時に研究員には、北広島市の街づくりや、人手不足など社会課題の解決につながる新しいアイディアの計画書を提案してもらいます。
北広島市はそれを審議し、街づくりにふさわしいアイディアを採択。実現に向けた事業費を「日本エスコン」が支援します。
事業構想大学院大学 田中里沙学長
「(北海道の最大の社会課題は?)少子高齢化は大きな課題。地元に雇用を生み出すような事業を作ってくれる人を育成したい」
「Fビレッジ」から斬新なアイディアは生まれるか。
現在、研究員を募集していて、講義は6月から始まる予定です。