スプレー塗料やペンキで商店街の十数か所に落書き「有名になりたかった」報道を見て警察の捜査を知った20歳男と17歳男子高校生が出頭し書類送検
2024年12月17日(火) 15時01分 更新
今年6月中旬、北海道長沼町で、スプレー塗料などを使って街路灯や電話ボックスなど十数か所に落書きをしたとして、建造物損壊などの疑いで20歳の男と17歳の男子高校生が書類送検されました。
12月17日、建造物損壊と器物損壊の疑いで書類送検されたのは、札幌市西区に住む20歳の会社員の男と、石狩管内に住む17歳の男子高校生です。
2人は今年6月17日、長沼町銀座北1丁目付近でスプレーやペンキを使って、国道沿い約300メートルにわたり街路灯や電話ボックスなどにアルファベットのロゴのような落書きをして汚した疑いが持たれています。
当時、「商店街に落書きがされている」と通行人が警察に通報。警察が捜査を進めていました。
男らは、自らの犯行をテレビなどで報道されていることを知り、互いに自宅近くの警察署に出頭したということです。
警察は、男らの供述などから容疑を固め、事件から半年後の12月17日、札幌地検岩見沢支部に書類送検しました。
男と男子高校生は共通の趣味である「ストリートアート」をきっかけにSNSで知り合ったということです。
警察の調べに対し、男らは容疑を認めていて、20歳の男は「自分も名前を売って有名になりたかった」と話し、17歳の男子高校生は「動画サイトを見て自分もやってみたかった」と話しているということです。