「運転中に考え事をしていた…」交差点で歩行者をはね、骨盤骨折などの重傷を負わせた30代女性教諭が減給3か月の懲戒処分 簡裁からは50万円の略式命令も
2025年04月10日(木) 17時46分 更新

札幌市教育委員会が入るビル
札幌市教育委員会は10日、小学校に勤務する30代の女性教諭を減給3か月の懲戒処分としました。
懲戒処分を受けたのは、札幌市手稲区の稲穂小学校に勤務する30代の女性教諭です。
市教委によりますと、女性教諭は2024年10月3日午後6時すぎ、職場から帰宅するために自家用車を運転中、札幌市西区発寒10条3丁目の信号機のない交差点に進入した際に、横断歩道を渡っていた歩行者をはね、骨盤骨折などのけがをさせたということです。
市教委の聞き取りに女性教諭は「運転中に考え事をしていて、いつも通っている道ではない道を通っていた」と話しています。
女性教諭はこの事故で、2025年1月に札幌簡易裁判所から罰金50万円の略式命令を受けていて、10日付で減給3か月の懲戒処分となりました。
女性教諭は「被害者の方に対して申し訳ないと思っている」などと話しているということです。