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続報 北海道・苫小牧港で入港しようとしたフェリー座礁 乗客乗員140人にけがなし 運輸安全委員会は事故調査のため、船舶事故調査官3人を指名
2024年07月02日(火) 14時19分 更新
![フェリーが座礁した現場(2日 北海道・苫小牧西港)](./picture/fd0feae827ba74469a2fa28c33805cbaL.jpg)
フェリーが座礁した現場(2日 北海道・苫小牧西港)
7月2日未明、北海道苫小牧市の苫小牧西港に入港しようとしていたフェリーが座礁した事故で、運輸安全員会は、2日、事故を調査するため、船舶事故調査官3人を指名しました。
船には、乗客乗員あわせて140人が乗っていましたが、けが人はいません。
海上保安庁などによりますと、2日午前1時過ぎ、苫小牧西港で八戸発苫小牧行きの川崎近海汽船が運航するフェリー、「シルバーブリーズ」の乗員から「入港中に港の出入り口付近で乗り上げた」と苫小牧海上保安署に通報がありました。フェリーを引っ張る作業(2日 北海道・苫小牧西港)
船には、乗客119人、乗員21人のあわせて140人が乗っていて、けが人はいないということです。
船は、入港する際、消波ブロックに乗り上げて座礁したということですが、これまでのところ、船への浸水や油の流出は確認されていません。座礁したフェリー「シルバーブリーズ」(2日 北海道・苫小牧西港)
川崎近海汽船によりますと、午前10時半から、潮位を確認しながら民間のタグボート4隻で、フェリーを引っ張る作業を始めましたが、正午前、離礁したということです。
そして、午後0時半すぎ、フェリーは、苫小牧西港に着岸しました。乗客乗員140人にけがなし(2日 北海道・苫小牧西港)
事故当時、現場の海域は、くもりで、風速2メートルの東の風が吹いていたということです。船への浸水や油の流出は確認されず(2日 北海道・苫小牧西港)
事故を受け、運輸安全委員会は、2日、事故調査のため、船舶事故調査官3人を指名しました。フェリーターミナルに着岸したフェリー「シルバーブリーズ」