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死亡した41歳の男性とみられる人物が火を放った瞬間【札幌すすきの爆発火災の一部始終】バケツに入れた薄い色の液体をばらまく

2024年12月23日(月) 17時10分 更新

バケツを手に店にやってきた男。

札幌のガールズバー爆発火災で、犯行の瞬間を捉えた映像をHBCが独自に入手しました。

11月26日に札幌すすきので起きたガールズバー爆発火災では、建設業の久保裕之社長(41)が死亡、男女4人がけがをしました。



店の防犯カメラの映像から、犯行の瞬間の画像を切り出したものです。



ビルの2階にある店舗の入り口の前に、久保社長とみられる男が立っています。

キャップを被りマスク姿。作業着のような服装で、手にしたバケツには液体が入っています。



店の前の床にバケツを置き、ビンのようなものを手にして、何かを玄関マットに撒くような仕草を見せます。

そして、再度バケツを持って店に入っていきました。

店に入った男を、店内のカメラで捉えた画像です。



バケツの中には薄く色がついたガソリンのような液体が、なみなみと入っています。

男は、無言で店の奥へと進んでいきます。



そこで、床にバケツの中の液体を、躊躇なく撒くと…。



男は、ライターのようなものを取り出しました。

これはカメラの映像に基づく当時の店内です。

カウンターの中には、バニーガール姿の女性従業員1人と、別の女性従業員2人、客席に男性2人が座っていました。



男の不審な動きに気づいた女性従業員たちが、カウンターを飛び越え逃げだした瞬間、男は火を放ちました。

これは爆発直後の店の入り口の前です。



逃げ道を奪うためだったのか、ビンの液体が撒かれたとみられる玄関マットから、激しく炎が上がっています。

男が現れてから、爆発までわずか1分間ほどの犯行でした。

防犯カメラの映像や目撃者の話などから、警察は、死亡した久保社長が店に火を放ったとみて、現住建造物等放火などの疑いで書類送検する方針です。

北海道ニュース24