人気雑貨店『無印良品』が初進出エリアで『コープさっぽろ』とタッグ 客の年代層と品揃えの幅を広げる相乗効果で、新たな顧客獲得を狙う 北海道苫小牧市
2025年02月14日(金) 17時23分 更新
人気雑貨店『無印良品』が、北海道胆振地方に初上陸です。
スーパーとタッグを組み、地域の買い物客から大きな注目を集めています。
北海道苫小牧市沼ノ端にできた200人超えの大行列。
待っていたのは、苫小牧初となる『無印良品』のオープンです。
生活雑貨や化粧品、衣類など幅広い商品をそろえる『無印良品』。今回オープンした店舗の特徴は、その立地です。
貴田岡結衣記者
「無印良品、実は向かいにあるコープさっぽろと併設店舗になっています」
スーパー大手『コープさっぽろ』とタッグを組んだのです。
無印良品 張替純子店長
「スーパーの近くに出店することで、無印良品にも日常的に来てもらえるように、ということで出店している」
50代以上が主な客層という『コープさっぽろ』と、30代から40代に支持される『無印良品』の相乗効果で、新たな顧客の獲得を目指します。
貴田岡結衣記者
「店内に入ると、まずは人気の化粧品が目に入ります。そして、奥には日用品コーナーがあります」
“日常使い”できる店をコンセプトに、スキンケア商品やキッチン用品などを手厚くラインナップ。
毎日の食卓を充実させる冷凍食品も豊富に揃えています。
客
「苫小牧に来てくれてうれしい。(コープでの)買い物がてらに来た」
「今まで札幌のほうまで行っていた。すごくいい。向かいなので、すぐ行きやすい」
ベッドやソファなど、札幌市まで行かないと見られなかった大型家具も取り扱っています。
無印良品 張替純子店長
「沼ノ端地区は近年、多くの人が移住してくる。家族連れから単身者まで買い物ができるよう、品ぞろえを多くそろえている」
沼ノ端地区は、次世代半導体のラピダスが進出した千歳市にも近いエリア。
今後の人口増加も見据えて、地元スーパーとのタッグで、マチの賑わいづくりを目指します。