北海道の31歳女性職員「人気が出てしまい報酬を…」ネットショッピングの商品評価をSNS投稿し34万円報酬得る 匿名通報で発覚 減給の懲戒処分
2025年02月14日(金) 18時58分 更新
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北海道は、空知総合振興局の31歳の女性職員が、おととし6月から今年1月にかけて、ネットショッピングの商品をSNSで評価し、許可なく収入を得ていたとして、女性職員を減給の懲戒処分としました。
懲戒処分を受けた31歳の女性職員は、おととし6月から今年1月にかけて、SNSのショッピングサービスで商品の評価を投稿し、その投稿を見た人が購入した際に支払われる「アフィリエイト収入」などの報酬約34万円を得ました。
公務員には、職務専念義務があり、許可を得ずに営利企業などに従事することが認められておらず、道によりますと、今回は申請があっても認められない事案だということです。
道に匿名の通報があり、本人に確認したところ、収入を得ていたことを認めたということです。
女性職員は、道庁に就職する前から趣味でベビー用品などの紹介をしていたということで、道の聴き取りに対し「稼ぐことが目的ではなく、自分が良いと思う商品をメモ代わりに投稿していたが、人気が出てしまい報酬を受ける形になってしまった」と説明。
また「副業がダメだと認識はあったが、閲覧して投稿する方が増えた。相談するなど考えるべきだったと反省している」と話しているということです。
道は、14日付で女性職員を減給10分の1、1か月の懲戒処分としました。