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部下の業務に立腹し暴行、全治1週間のけがさせる 陸上自衛隊の40代3等陸佐を懲戒免職「強く恥じている」北海道・帯広駐屯地

2025年03月14日(金) 12時54分 更新

懲戒免職となった3等陸佐が所属した帯広駐屯地
懲戒免職となった3等陸佐が所属した帯広駐屯地

陸上自衛隊は、部下を指導する際に蹴るなど暴行を加えて全治1週間のけがを負わせたとして帯広駐屯地の40代の3等陸佐を懲戒免職としました。

懲戒処分を受けたのは、帯広駐屯地の第5旅団司令部の40代の3等陸佐です。

陸上自衛隊によりますと、3等陸佐は2022年秋ごろから2023年6月2日までの間、駐屯地などで部下を指導する際、蹴るなど暴行を複数回加えて、全治1週間のけがをさせました。

暴行が発覚した時期は明らかにされていませんが、被害を受けた部下から相談を受けた上司が上級部隊に報告。

その後、3等陸佐や被害を受けた部下などから話を聞くなどし、14日付け懲戒免職としました。

陸上自衛隊の聞き取り対し、3等陸佐は部下の業務内容に立腹したと説明し「強く恥じている。かつ、部隊・隊員にも多大な迷惑をかけ大変申し訳なく思っている」と話しているということです。

第5旅団長の岸良知樹陸将補は「今回の事案の発生を極めて深刻に受け止め、被害者のケア、管理者教育を再度徹底するとともにハラスメント事案を根絶し、再発防止に努めて参る」とコメントしています。

北海道ニュース24