引っ越しても“パートナーシップ宣誓”は有効 札幌市が全国的ネットワーク加入 性的少数者カップルの手続き軽減
2025年03月26日(水) 12時14分 更新
性的少数者のカップルを公的にパートナーとして認める制度について、札幌市は、引っ越した際の手続きの負担を減らすため、4月から、全国的なネットワークに加入します。
パートナーシップ宣誓制度は、性的少数者のカップルを公的に認証するもので、札幌市では2017年に導入されましたが、市外に引っ越した場合は、改めて審査を受けるなどの手続きが必要でした。
このため、札幌市をはじめとする北海道内の40市町村は、4月から同様の制度がある全国188の自治体でつくるネットワークに加入します。
これにより、北海道内外の加入自治体に引っ越した際には、あらためて審査を受ける必要がなく、継続手続きの負担が大幅に軽減されます。