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旧西武跡地に複合高層ビル…地上33階建てに家電量販店や飲食店、オフィスビル「地下鉄と接続してビル側にホームを」サツエキに新たなにぎわいスポット

2025年03月03日(月) 18時50分 更新

札幌の西武百貨店の閉店から15年あまり。札幌・中心部の跡地でようやく3日、複合高層ビルの工事が始まりました。

JR札幌駅の南側、広く囲まれたフェンスの中で、3月3日に高さ約160メートルの複合高層ビルの工事が始まりました。



かつて西武百貨店などがあった北4条西3丁目に建設されるのは、南北2つの棟からなる地上33階建てのビル。



家電量販店のヨドバシカメラや、飲食店などが入る商業施設のほか、オフィスビルとしても活用されます。



こちらはイタリア語で「屋根付きの商店街」を意味する、「ガレリア」と呼ばれるスペースです。



ビルの目玉、開放的な吹き抜け空間が特徴で、壁面を活用したイベントの開催も可能です。



そして、新しく出来るのはビルだけではありません。

中原達也記者
「地下鉄札幌駅のコンコースです。現在工事中のこちらには、東に進むことのできる通路が作られる予定です」



ビルの周囲には新たな地下通路が開通。

ビル内の地下も通り抜けられるため、地上に出ることなく移動の幅が広がります。



札幌市民
「すごいありがたい。わざわざあっちに まわならくていいので」

「もっと行動範囲も広がるかなと思う」

さらに、地下鉄との接続も…

再開発組合 安藤修一理事長
「地下鉄と地下1階、2階で接続して、ビル側に新設したホームをつくる」



新幹線の延伸時期が見通せない中、札幌の中心部に新たな賑わいを作り出せるか。

新しいビルは、3年後の2028年7月に完成予定です。

北海道ニュース24