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10代前半の息子の肩を蹴り、何度もビンタなどで全治2週間…児相からの通報で逮捕、44歳の建設作業員の父親「しつけの一環で暴力をふるった。些細なことで腹を立てた」

2024年07月27日(土) 08時06分 更新

傷害事件として捜査している苫小牧警察署
傷害事件として捜査している苫小牧警察署

 24日午後、北海道苫小牧市の住宅で、10代の息子の肩を蹴ったり、顔を何度も叩いたりし、けがをさせたとして、44歳の男が逮捕されました。

 傷害の疑いで逮捕されたのは、苫小牧市大成町に住む44歳の建設作業員の男です。
 この男は24日午後7時20分ごろ、自宅で10代前半の息子の肩を蹴ったり、顔を平手で何度も叩いたりし、けがをさせた疑いが持たれています。
 息子は顔の打撲などで、全治約2週間と診断されています。
 警察は26日午前、被害に気づいた児童相談所から通報を受け、捜査に着手。同日夜、容疑が固まったとして、男を逮捕しました。
 家族構成などは明らかにされていませんが、44歳の建設作業員の男は取り調べに対し「間違いありません。しつけの一環で暴力をふるった。些細なことで腹を立てた」などと話し、容疑を認めているということです。
 警察は男が虐待をくり返していた可能性を含め、引き続き調べをすすめています。