【スピードスケート】23年W杯男子500mで4位入賞の山本悠乃がウェルネット入社「より世界を目指す気持ち」先輩山田将矢・和哉兄弟と五輪目指す
2025年03月27日(木) 11時26分 更新

昨シーズン、スピードスケートW杯で男子500mで4位入賞した山本悠乃(ゆうだい)選手(22)が26日、札幌市のIT企業「ウェルネット」に入社し、会見を行いました。
札幌市出身の山本選手は、兄の影響で5歳からスケートを始め、その後小学校高学年で本格的に競技に打ち込み、3月日本大学を卒業した22歳です。
昨シーズン、W杯帯広大会では男子500mで4位入賞するなど、今後の活躍が期待されています。ウェルネットに入社した山本(中央)左は山田将矢、右は山田和哉
入社したウェルネットには、W杯帯広大会で男子1000m・1500mを制した山田将矢選手(28)や、山田選手の弟で昨季W杯で男子1000m・1500mで3位に入った和哉選手(23)が所属していて、山本選手は大学4年生のチームの練習に参加していました。
山本悠乃選手
「今後世界を見据えて五輪を出場することを考えると早い段階から速い方々が揃っているチームで練習することで、上に進むことが出来るんじゃないかと考えた。本当に無理を言っていたと思うが、お願いを聞いていただけて感謝しています」
ウェルネットは、2022年からスピードスケート選手をサポートし「TEAM SCRUM」を結成しています。会見(26日)
鈴木靖監督(TEAM SCRUM)
「(一緒に練習をすることでお互いいい刺激になるということもあり、『悠乃ならいいんじゃない』とチームリーダーの(山田)将矢からあり、悠乃を取ることになった」
今季は、国内大会で結果を残せなかったと振り返る山本選手ですが、「TEAM SCRUM」での活動を通じ成長を実感し、来年に迫るミラノ・コルティナ五輪出場に一歩近づいたといいます。
山本悠乃選手
「将矢選手から技術指導をいただく中、昨年に比べて今季はスケーティングの根本が変わった。コーナーの回りやすさや安定は昨年に比べて改善している」
「今季は100mがワールドカップに行っていたシーズンよりもかなり遅いタイムなってしまったが、400mに対しては早いタイムを出すことが出来ているので、100mのタイムを直せれば世界で十分通用する」
「周りが世界のトップを見据えて練習しているので、より世界を目指す気持ち、準備を特に感じられるようになり、気持ちの部分も大きく変わった」
社員アスリートとして競技に打ち込む先輩、山田将矢選手も山本選手に期待を寄せています。
山田将矢選手
「レベルの高い選手と切磋琢磨することによって上を目指せる、メリットしかない」
「若い選手はいいものをもっているのに毎回それをレースに出すことが出来ない。僕はスピードスケートでは結構ベテランの方なので、いい状態を保てるように示すことが出来ればいいかなと。本人はすごくいいものを持っていますし、3人とも金メダルを目指して、その可能性があると思っているので頑張っていこうと思います」
山本選手は、世界の舞台を目指すとともに、競技の普及にも意欲をみせています。山本悠乃選手(26日)
山本悠乃選手
「札幌出身ということで、札幌にいる方々に自分の選手人生、活動を通してスピードスケートを知ってもらえるよう、これから頑張っていこうと思う。五輪という一番大きな大会があるのでそのために努力して頑張ります」