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新千歳空港行きの“高速バス炎上”はオイルが漏れ出し炎が広がった可能性 バス後方にあるエンジン付近からオイル漏れか 警察と消防が全焼した車両を実況見分

2024年09月19日(木) 18時46分 更新

新千歳空港行きの高速バスが炎上した事故は、オイルが漏れ出し、炎が広がったとみられています。

警察と消防は、19日、全焼した車両の実況見分を行いました。



遠藤潮里記者
「午後1時前です。中央バス整備工場に警察が入りました。これから実況見分が行われます」

炎上した高速バスは、運行する北海道中央バスの石狩の工場に運ばれ、19日、警察と消防が出火元とみられるエンジン付近を中心に実況見分を行いました。



視聴者提供映像
「ええやば!あつい!あつい!あつい!」

出火直後の映像です。バスの車体の下の地面からも炎が上がっていて、漏れ出たオイルに引火したとみられます。



この火事は、今月14日、北海道恵庭市の道央道で新千歳空港行きの高速バスが炎上したもので、乗客と運転手あわせて13人は逃げて無事でした。

バスの運転手は会社の聞き取りに「バスを停めて確認したところ、後方部分にあるエンジン付近から、オイルが漏れていた」と説明しているということです。



また、高速バスは直前にエンジンのオイル系統の異常を知らせる警告音が鳴ったため、路側帯に緊急停車させていて、警察と消防がエンジン回りを中心をくわしい原因を調べています。