JR函館線・貨物列車の脱線事故 破損したレールや枕木の交換作業続く…運転再開めど立たず 特急「北斗」札幌~長万部間折り返し4往復運転
2024年11月18日(月) 08時38分 更新
16日貨物列車が脱線した北海道南部の森町では復旧作業が続いていますが、運転再開のめどはたっていません。
復旧作業は、17日未明から始まり、脱線した貨車をジャッキアップして車輪をレールの上に戻し、脱線を免れていた機関車が貨車をけん引して八雲駅へ移動しました。
一方、脱線現場では、破損したレールや傷ついた枕木の交換作業が続いています。
ただ、復旧のめどは立っておらず、函館線は少なくとも18日いっぱい森‐長万部間で運転を見合わせます。
このため17日から、特急「北斗」が札幌‐長万部間の折り返しで4往復のみ運転し、長万部‐函館間では、特急と接続する代行バスを運転しています。
この4往復の特急と代行バスは、18日も運転されます。