「いままでにない音で家が揺れた」JR函館線で貨物列車脱線事故 運転再開の見通し立たず…17日以降バス代行運転へ
2024年11月16日(土) 11時35分 更新
16日未明、北海道南部の森町のJR函館線で貨物列車が脱線し、札幌市と函館市を結ぶ特急などに運休が出ています。
16日午前1時40分ごろ、森町のJR函館線、森駅と石倉駅の間で、札幌方面に向かっていた貨物列車の非常ブレーキが作動。
運転士が確認したところ貨車5両が脱線していました。
けが人はいません。
亀裂が入るレール(画面中央部)
事故現場の近くに住む人
「シャー!と何か、ものすごいスピードで列車が行った音。いままでにない音。家が揺れたの」
函館線は森駅と長万部駅の間で運転を見合わせていて、札幌市と函館市を結ぶ特急など26本が運休、または部分運休しています。
JR北海道などによりますと、運転再開の見通しは立っておらず、17日以降、バスによる代行運転を検討しているということです。