次の冬はザクザク路面対策を強化 路面に積もった雪に車のタイヤが埋まり、動けなくなる“スタック”を減らす 除排雪の予算は過去最大の約278億円 札幌市
2024年10月30日(水) 18時49分 更新
もうすぐ始まる、雪の季節。札幌市は今シーズンの除排雪について、新たにザクザク路面の対策を強化します。
札幌市は、今シーズンの除排雪にかかる予算として、過去最大の約278億円を投じます。
生活道路の排雪費用を市と町内会で分担する「パートナーシップ排雪」の費用については、物価高の影響による増額分は、3年連続で市が負担します。
また、暖冬だった昨シーズンは、ザクザク路面で車がスタックするなど、市民からの苦情が相次いだことから、今シーズンは気象予報などを踏まえ、気温が上がる前に路面上の雪の厚みを薄くするなど、対策を強化します。
HBCウエザーセンターによりますと、今シーズンは低気圧の影響を受けやすく、ドカ雪が降る可能性もあり、雪の量は平年並みか多くなる見通しです。