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JR北海道の保線作業員が安全対策を怠ったまま、線路内の見回り『徒歩巡視』を数年間にわたって続ける 規定を無視した“線路の閉鎖”完了前の作業が常態化

2025年03月13日(木) 19時40分 更新

JR北海道の保線作業員が、数年間にわたって安全対策を怠り、線路内に立ち入っていたことが分かりました。



JR北海道によりますと、根室線の札内と厚内の間で、保線作業員が歩いて線路内の見回りをする『徒歩巡視』を行う際、列車が次の駅に到着してから線路を閉鎖して作業するべきところを、閉鎖の手続きが完了する前後に、線路内に立ち入っていたことが分かりました。



去年10月、職員からの申告で発覚し、数年間にわたり、常態的に行われていたということです。

作業員は聞き取りに対し「列車の遅れや作業量が多いと、時間通りに徒歩巡視が終わらないため」などと話しているということです。



JR北海道は『徒歩巡視』の行程を見直し、現場の実態把握に努めるとしています。

北海道ニュース24