小学校教諭が漢字テストの採点済み答案用紙27人分を紛失 外部に流失した形跡は確認されず 児童は再テストを受験 北海道北見市
2025年01月29日(水) 19時58分 更新
北海道北見市の教育委員会は29日、市立小学校の教諭が漢字テストの採点済み答案用紙を紛失したと発表しました。
北見市教育委員会によりますと、紛失したのは、20日市内の小学校の1クラス(学年非公表)で実施した漢字テストの採点済み答案用紙27人分です。
答案用紙には、児童の名前や点数が書かれていました。
クラスの教諭は、テストを終えた後すぐに採点し、3日後の23日に児童に答案用紙を返却しようとしたところ見あたらず、現在までに見つかっていません。
また答案用紙が外部に漏れた形跡は、確認されていません。
教諭は、答案用紙を職員室の机の上に置いて、他の人には見えないようにタオルで覆って保管していたということです。
答案用紙を紛失したことを受けて、小学校は27日児童に謝罪し、28日には保護者に説明をしました。
漢字テストについては、再テストを実施し、記録していたテスト結果と比較し、点数が高い方を成績評価に採用するということです。
北見市教委は教諭らに対し、個人情報の管理を改めて徹底するよう注意を呼びかけています。