札幌すすきの“ガールズバー”『ミリオン』爆発火災で新情報 火をつけた疑いがある41歳男性と20代女性従業員は元交際、関係を解消して女性が家を出る 事件の背景に交際をめぐるトラブルか
2024年11月27日(水) 19時09分 更新
26日、札幌すすきののビルで、営業中だったガールズバー『ミリオン』の店内で爆発火災が起き、20代の従業員とみられる女性と、30代から50代の男性3人が全身やけどを負った事件で、新たな情報です。
火をつけて、けがをした41歳の男性と、同じくけがをした20代の女性従業員は以前、同居していたものの交際を解消し、今月上旬に別居していたことが新たに分かりました。
搬送される負傷者(26日)
この火災では、26日午後3時すぎ、札幌市中央区南5条西3丁目にある6階建ての雑居ビルで、2階で営業中だったガールズバー『ミリオン』で爆発が発生し、30代から50代の男性3人と、従業員とみられる20代の女性1人が全身にやけどをして、病院で治療を受けています。
現場検証(27日)
このうち、意識不明となっている41歳の男性が、ガソリンのような液体をバケツに入れて持ち込み、店内にまいて、ライターのようなもので火をつけたことが分かっています。
現場は歓楽街すすきのの一角(26日)
また、その後の取材で41歳の男性と、全身やけどを負った20代の女性従業員は、交際をめぐるトラブルがあったことがわかりました。
さらに、この2人は以前、札幌市内で同居していたものの、交際を解消し、今月上旬に女性が家を出て、別居していたことが新たに分かりました。
現場は地下鉄南北線すすきの駅の近く(26日)
警察は41歳の男性が放火したとみて調べを進めるとともに、事件の背景に、交際をめぐるトラブルが関わっているとみて、詳しく捜査しています。