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「大正2年生まれの父親が記念に持ち帰った」砲弾様のもので住民が一時避難、警察に相談した持ち主の70代男性「遊んだり磨いたりしていた」

2025年01月21日(火) 19時30分 更新

70代男性宅で見つかった砲弾様のもの 提供:北海道警察
70代男性宅で見つかった砲弾様のもの 提供:北海道警察

21日午後、北海道岩見沢市の住宅で砲弾のようなものが見つかり、安全が確認されるまで住民が一時避難する騒ぎがありました。

砲弾のようなものが見つかったのは、岩見沢市北本町東1丁目の住宅です。

21日午後2時半前、この家に1人で住む70代男性が、巡回に訪れた警察官に、自宅に砲弾のようなものがあると申告しました。

長さ29㎝、直径7.5㎝ 提供:北海道警察
砲弾のようなものは、金属製のロケット型で、長さ29センチ、直径7.5センチほどで、警察と役場は一時、半径50メートルに住むおよそ11世帯の住民に避難を呼びかけました。

およそ1時間後、現場に駆け付けた自衛隊が、信管も火薬もないことを確認し、安全が確認されたため、避難は解除されています。

岩見沢警察署
男性は警察に「大正2年(1913年)生まれの父親が、戦争から戻ってきた時に記念に持ち帰ったもので、子どものころからうちにあった」「遊んだり磨いたりしていたが、時折、不発弾のニュースを見るので警察に相談した」と話しているということです。

北海道ニュース24