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自称30歳の中国人の男を旅券不携帯の疑いで逮捕…自転車で事故に遭い、パスポート提示を求められ「ロスト」、翌日警察署では「ホテルにある」と説明
2024年09月18日(水) 10時02分 更新
入管法違反の疑いで自称30歳の中国人の男を逮捕した室蘭警察署
17日午後、北海道室蘭市内でパスポートを携帯していなかったとして、自称30歳の中国人の男が逮捕されました。
出入国管理及び難民認定法違反の疑いで逮捕された、国籍や年齢すべてが自称の30歳の中国人の男は、17日午後3時半ごろ、室蘭警察署でパスポートを携帯していなかった疑いが持たれています。
警察によりますと、男は逮捕される前の日の16日、室蘭市内で自転車に乗って車と衝突する事故に遭いました。
男は、現場に駆けつけた警察官からパスポートを見せるよう言われると「ロスト」と説明し、けがの手当てのため病院に運ばれました。
翌日、手当てを終えた男は、事故の処理のため訪れた警察で、再びパスポートを見せるよう求められると「ホテルにある」と話し、携帯していなかったため、警察は男をその場で逮捕しました。
取り調べに対し、30歳の自称中国人の男は、容疑を認めているということです。
また男は、観光目的で日本に来たと説明しているということで、警察は、男が入国した時期など詳しい経緯を調べています。