危険な“ツルツル路面”のシーズンが到来 雪道が踏み固められ凍っていたり、車のタイヤで路面が磨かれていたり…道路の“白線”も要注意
2025年01月08日(水) 18時18分 更新
8日の札幌市は、7日までとは一転、寒さが戻ってきました。
そして、これからの時期、注意したいのがあの“ツルツル路面”です。
札幌市の、9日の予想最高気温はマイナス1度、最低気温は、マイナス5度と、まさに冬本番の寒さです。
そんな時、注意したいのが寒暖差によって姿を現わす“ツルツル路面”です。
痛い思いをしないためには、いったい何に気を付ければいいんでしょうか?専門家に聞きました。
札幌ウインターライフ推進協議会 三原夕佳研究員
「“地下鉄の出入り口”付近は、人の出入りも多いので、雪が踏み固められて凸凹こしてしまっている箇所も多い」
札幌ウインターライフ推進協議会 三原夕佳研究員
「もう1点としては“階段の昇り降り”するところ。氷のスロープのようになっていて…」
堀内大輝アナ
「階段だと思って降りていくと、実は階段じゃないみたいな」
車や人の往来が多く、雪道が踏み固められている場所は凸凹の状態で凍っていたり、タイヤの摩擦で路面が磨かれたりするので注意が必要です。
また、ロードヒーティングと雪道の境目の段差にも、危険が潜んでいます。
気がづかずに歩いていると、躓くリスクもあります。
また、横断歩道も特に注意が必要です。
札幌ウインターライフ推進協議会 三原夕佳研究員
「(道路の)白線はとても滑りやすくなります」
「塗料が塗られていて、雪が染み込みづらくなっているので、まっ平らな氷板ができるので、アスファルトに比べてとてもツルツル路面になるので、滑りやすいという理屈になっています」
堀内大輝アナ
「地面が見えていても、見えていなくても横断歩道は危ないよということですね」
では、そんな“ツルツル路面”でも転ばない歩き方は、カラダの重心を後ろにかけないことです。
札幌ウインターライフ推進協議会 三原夕佳研究員
「前重心で、足裏全体を地面につけながら、小さい歩幅で歩いていくというのが、転びにくい歩き方になります」
堀内大輝アナ
「大股とかで歩くと危ないんですね」
ウィンターライフ推進協議会 三原夕佳研究員
「危ないですね…そのままツルッと滑るので」
ウィンターライフ推進協議会 三原夕佳研究員
「(転んで)重傷につながってしまう方も多いので、些細なことですけれど、転倒につながらないようにちょっとした工夫をしてほしい」
さらに、横断歩道などで止まっている状態から歩き始める時や歩いている途中で速さを変える場合も転びやすいので、注意が必要です。