北海道25年度予算案3兆505億円…ラピダス試作ライン稼働を受け半導体関連34億円、宿泊税に絡むレジ改修支援12億円計上
2025年02月13日(木) 17時19分 更新
13日、北海道は半導体関連事業や宿泊税の導入費用などを盛り込んだ新年度予算案を発表しました。
鈴木直道知事
「果たしていく役割、そしてある意味でのチャンスがあるので、そこはしっかり生かしていくために取り組んで行く」
道の新年度予算案は、一般会計の総額で3兆505億円となり、今年度より290億円増えました。
個人道民税の伸びなどにより歳入が増える一方で、歳出も増加していて、厳しい財政運営が続いています。
予算案では、新年度からラピダスの試作ラインが稼働することを受け、半導体関連予算としておよそ34億円を計上。
このうち人材育成などに向けた大学との連携事業に新たに5億円を盛り込みました。
また、道が導入を進める宿泊税の事業費として宿泊事業者のレジシステムの改修支援などおよそ12億円を計上しています。
新年度予算案は、19日から始まる定例道議会で議論されます。