新型コロナ対策の持続化給付金100万円だまし取った指示役の男2人を逮捕 申請を行った札幌市内の飲食店従業員2人は書類送検
2025年01月27日(月) 17時29分 更新
2020年7月、新型コロナウイルス対策である国の持続化給付金100万円をだまし取ったとして、40歳の代表社員の男ら2人が逮捕されました。
2人は指示役で、警察はうその申請を行った札幌市内の飲食店従業員2人についても27日付で書類送検しています。
詐欺の疑いで逮捕されたのは群馬県伊勢崎市西小保方町の代表社員・木村太一容疑者(40)と、北海道稚内市こまどり3丁目の会社役員・小林優希容疑者(44)です。
木村容疑者らは2020年7月、個人事業主でないにもかかわらず、収入が減ったとうその申請をし、新型コロナウイルス対策で国が支給する持続化給付金100万円をだまし取った疑いがもたれています。
警察は2人の認否を明らかにしていませんが、2人は知人関係で、指示役だったということです。
警察は、実際に申請を行い、仲介や斡旋、請求名義人になるなどの役割を担った、札幌市内の飲食店従業員2人についても今年1月27日付で書類送検しています。
木村容疑者らは2024年11月と12月、同様の手口で持続化給付金100万円をだまし取ったとして逮捕されていて、警察が余罪を捜査していました。
警察が事件のいきさつを調べるとともに、他に関与した人物がいないかなど慎重に捜査しています。