“著しい腐食などの異常はなし”JR北海道が結果公表、貨物列車脱線事故を受けた踏切の緊急点検「改善に取り組む」点検踏切を追加へ
2024年12月20日(金) 11時26分 更新
11月、北海道森町のJR函館線で起きた貨物列車の脱線事故を受けてJR北海道は、レールの緊急点検の結果を公表しました。
11月のJR函館線での脱線事故についてJR北海道は、現場近くの踏切でレールに著しい腐食があり、脱線の原因のひとつになった可能性が高いと見て、海に近いなど同じような条件を持つ道内39の踏切でレールを緊急点検しました。
その結果、これまでにレールの著しい腐食などの異常は見つからなかったということです。
JR北海道・島村昭志常務
「同種事故の再発防止に向けて、設備管理手法等の改善に取り組んでまいりたい」
JR北海道は、点検結果を国土交通省に報告し、今後、点検を実施する踏切をさらに124か所追加する考えです。