約1500世帯に影響していた大規模断水がようやく解消へ 水道管の漏水箇所を特定し復旧工事を進める 100世帯を除いて配水再開 北海道下川町
2025年03月12日(水) 18時00分 更新
北海道北部の下川町で、10日に発生した大規模断水は、原因とみられる水道管の復旧工事が行われ、大半の世帯で配水が再開されました。
下川町にあるクラフトビールの直売所です。12日昼過ぎ、2日ぶりに水道が復旧しました。
しもかわ森のブルワリー 中村隆史代表
「まずは良かったってところが、夜な夜な作業してくれて、本当にありがとうございます」
併設する醸造所では、120リットルのビールを作るのに500リットルの水が必要で、水道は、まさに“生命線”です。
しもかわ森のブルワリー 中村隆史代表
「ライフラインは本当に生活するうえで大事。そこがちゃんと使えるように日頃、点検含めてやっていただきたい」
下川町では、10日夕方、浄水場で水位が低下する不具合が発生し、町内ほぼ全ての約1500世帯で断水が続いていました。
原因は水道管の漏水とみられ、町が水道管の音を聞き取る調査を行い、12日朝までに漏水箇所を特定。午前10時ごろから復旧工事が行われています。
工事に影響のある約100世帯を除いて、すでに配水が再開していますが、復旧工事は13日までかかる可能性があるということです。