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“アメリカ在住の日本人経営者”が「金の投資が儲かる」50代女性が18回に分けて3300万円被害「詐欺の可能性」と金融機関が通報し発覚

2025年03月04日(火) 19時20分 更新

詐欺事件として捜査している木古内警察署
詐欺事件として捜査している木古内警察署

去年12月から今年2月までの間、北海道道南地方に住む50代の女性が「アメリカ在住の日本人経営者」をかたる人物から18回にわたり現金合計3300万をだまし取られました。

警察は詐欺事件として捜査しています。

被害を受けたのは、道南地方に住む50代の女性です。

警察によりますと、女性は去年11月15日、インスタグラムのダイレクトメールを通じ「アメリカ在住の日本人経営者で投資家」を名乗る人物と知り合いました。

女性はその人物から「金の投資が儲かる」「利益を出すことが出来る」などと説明されると、指定されたアプリを自分のスマートフォンにインストールしました。

その後、金の代金や利益の払い戻し手数料の名目で、12月10日から今年2月14日の間、18回に分けて現金計3300万円を指定された口座に振り込んだということです。

今年2月中旬、女性の口座がある金融機関から「高額の送金が連続して行われているので、状況的に詐欺の可能性が高い」と警察に通報があり、警察が女性に連絡をし、詐欺と発覚したということです。

警察は、SNSで知り合った相手から現金を要求された場合は詐欺を疑い、警察に相談するよう呼びかけています。

北海道ニュース24