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若者が地域の魅力発信へ、効果的な写真を撮り方を学ぶ…雄大な氷平線をバックにサケが太陽をくわえるショットも 北海道別海町

2025年03月20日(木) 17時59分 更新

北海道東部の魅力を写真で発信していこうと別海町で写真の撮り方を学ぶイベントが開かれました。



ここは別海町の野付半島に囲まれた野付湾。凍り付いた海の上です。

氷が遠くまで広がり、水平線ならぬ「氷平線」が見られます。



この日は、根室振興局が地域づくりに取り組む若者たちを募り、写真の撮り方を学ぶ講座を開きました。

写真を通して、地域の魅力を効果的に情報発信するのが狙いで釧路市在住の写真家が講師役です。

写真家 柳楽航平さん
「あくまで言いたいことや伝えたいことがあっての『写真』。皆さんの"思い"というのは私よりも強い方いっぱいいる。そこをもっとうまく(写真に)乗せられるといい」



雄大な氷平線をバックにトリックショットにも挑戦。

参加者
「(Q.いいの撮れました?)撮れました」



サケが太陽をくわえるユニークな写真がとれました。



参加者
「『三角構図』を知ったが意識をして撮るのは難しい。地面に寝そべりながら撮るなんてしたことなかったが、きょういろんな撮り方ができて楽しかった」



普段なら見落としてしまいそうな動物の足跡を見つけた男性は…。



参加者
「どう撮れば写真がきれいに映るかとか、自然が生み出しているようなものを発見できたので、そういったのを取り入れられてよかった」



写真家 柳楽航平さん
「(写真で)仲間を増やして道東のいいところを発掘したり広まったりすればいい」

彼らの1枚の写真をきっかけに北海道東部に心を惹かれた人たちが訪れてくるかもしれません。

北海道ニュース24