ニュース

Official Account

「1票の格差」衆院選の無効を求めて提訴 有権者最少の鳥取1区と最多の北海道3区では約2倍の格差 代理人「倍の人数を国会議員を道民は送り出せてよい」

2024年10月29日(火) 11時48分 更新

28日「1票の格差」が解消されないまま実施された今回の衆院選は違法だとして、北海道内の有権者らが選挙の無効を求めて札幌高裁に提訴しました。

今回の衆院選では、格差是正のため小選挙区を「10増10減」するなど区割りの見直しが行われましたが、議員1人当たりの有権者数が最も少なかった鳥取1区と最も多かった北海道3区では1票の価値に2.06倍の格差がありました。



これは全国で最大の格差で、道内の有権者らが選挙の無効を求めています。



訴訟代理人の田中健太郎弁護士
「正当に選挙された国会における代表者と言えるのか。倍の人数の国会議員を道民は送り出せてよいのだと」

札幌地裁
「一票の格差」をめぐる訴えは全国14か所の高等裁判所などで起こされています。

北海道ニュース24