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知床半島沖の観光船沈没事故、損害賠償訴訟の初弁論は来年3月13日に…乗客家族ら13人意見陳述予定 桂田社長は争う姿勢

2024年12月20日(金) 10時33分 更新

引き揚げられる「KAZUⅠ」(22年 北海道知床半島沖)
引き揚げられる「KAZUⅠ」(22年 北海道知床半島沖)

おととし4月、北海道知床半島沖の観光船沈没事故で、乗客家族らが運航会社と社長に損害賠償を求めた裁判の初弁論が、来年3月に開かれることがわかりました。

この裁判は、沈没した観光船「KAZUⅠ」の乗客家族29人が運航会社「知床遊覧船」と桂田精一社長に対しておよそ15億円の損害賠償を求めているものです。

提訴する原告代理人(24年7月)
原告代理人の弁護士によりますと、20日、裁判の初弁論の期日が来年3月13日午後1時半に決まったということです。

初弁論では、乗客家族6組、合わせて13人の意見陳述が予定されています。

保釈される桂田社長(24年10月)
被告側は、答弁書で会社の賠償責任は一部認めたものの、桂田社長個人の責任や賠償額については争う姿勢を見せています。



事故後会見する桂田社長(22年4月)

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