勤務先の口座から2310万円を不正引き出し横領…発覚後に弁済を約束するも果たさず、業務上横領容疑で元課長の63歳男を再逮捕「間違いありません」
2025年02月10日(月) 18時29分 更新
![業務上横領容疑で鈴木一彦容疑者を逮捕した函館中央警察署](picture/cd3860ccb1df1f2f67d3684db6304e14L.jpg)
北海道函館市にある勤務先の預金口座から約2300万円を不正に引き出し横領したとして63歳の男が逮捕されました。男は1月にも約1100万円横領した疑いで逮捕されています。
業務上横領の疑いで再逮捕されたのは、函館市桔梗5丁目のパート従業員、鈴木一彦容疑者63歳です。
鈴木容疑者は、2019年5月15日から2020年10月21日までの間、勤務先の預金口座から12回に渡って2310万1572円を不正に引き出し横領した疑いが持たれています。
警察によりますと、鈴木容疑者は当時、勤務する会社の総務営業課長を務めていて、横領が発覚した当初、会社に弁済を約束していました。
しかし弁済されないため会社が刑事告訴し、警察は1月、鈴木容疑者を逮捕しました。
その後警察は、余罪の裏付け捜査を進め、今回の容疑も固まったとして、10日再逮捕しました。
取り調べに対し、鈴木容疑者は「間違いありません」と容疑を認めているということです。
警察は、横領した金の使い道やさらに余罪がないか調べています。