ホタテとバターを全世帯に無料配布!北海道標津町2300世帯が笑顔に 「ずっと続けていきたい」地元漁協が日頃の感謝
2024年12月06日(金) 16時43分 更新
マチの人たちは毎年、この時期をとても楽しみにしています。
今年も、気前良く町内の2300世帯すべてに無料で配布されました。
ナギーブ・モスタファ記者
「標津漁港の倉庫には大量の白い袋がたくさん並んでいます」
軽トラックに積み込まれるたくさんの袋。中に入っているのは、標津町特産のホタテです。
身が厚く、甘みが強いのが特徴です。
北海道東部の標津町では、地元の漁協が町民への日頃の感謝を込めて毎年、ホタテとバターを町内の全世帯にあたる約2300世帯に無料で配布しています。
1世帯につきホタテ2キロ。
枚数にすると10枚ほどで、さらに200グラム入りのバター2箱がもらえます。
もらったホタテ。きょうは、どうやって食べるのしょうか?
町民
「当然、バター焼きでしょう。おいしくいただきますよ。毎年貰えるから感謝してる」
町民おすすめのホタテのバター焼き。その味は…
ナギーブ・モスタファ記者
「肉厚ジューシーなホタテの旨みと、バターのコクがたまりません。すみません!おかわりお願いします!」
標津漁業協同組合 仙石昭彦資源管理課長
「おいしかったとか、刺身で食べたとか、バター焼きしたとか。ありがとうございますという形で、これはずっと続けていきたいと思っている」
標津漁協によりますと、ホタテの漁獲量は年々減っているものの、今年は韓国を中心に海外からの注目が高まり、去年と比べ約1.6倍の高値で取引されているということです。