使い道は?北海道倶知安町に1億円相当の“金の延べ棒”寄付 匿名の人物から「町のために役立ててほしい」 個人としては過去最高額
2025年04月15日(火) 15時39分 更新

今年2月、北海道倶知安町に、匿名の人物から、金の延べ棒7キロ(時価約1億1000万円)の寄付があったことがわかりました。
倶知安町によりますと、寄付したのは町内に住む人物で、2月10日、町役場で1本あたり1キログラムの金の延べ棒7本を文字一志町長に手渡したということです。
この人物は、以前から倶知安町に寄付の相談をしていて、「町のために役立ててほしい」と話し、使い道の指定はしていません。
倶知安町は、2025年度中に金の延べ棒を現金化をする予定で、具体的な用途は今後検討するとしています。
町の担当者は「驚きとともに、非常にありがたいご寄附をいただいたと考えている。倶知安町では、今後新幹線の延伸等も控えており、また水道施設の整備や、プール絵本館の複合施設整備など大型の事業も予定している。どの事業に活用させていただくかは未定の状況だが、今後検討していきたいと考えている」
町によると、寄付額は、個人としては過去最高額だということです。