「北海道・三陸沖後発地震注意情報」って? 北海道北斗市職員が防災対応を学ぶ 住民・行政職員への理解促進が課題
2025年03月06日(木) 16時02分 更新
「北海道・三陸沖後発地震注意情報」が出されたときの防災対応を学ぶワークショップが開かれました。
「北海道・三陸沖後発地震注意情報」は、日本海溝や千島海溝と、その周辺でマグニチュード7クラスの地震が起きた場合、その後の巨大な地震の発生に注意を呼びかける情報です。
6日、北海道北斗市で開かれたワークショップでは、市役所の職員らが注意情報の発表中、「同僚の結婚式に出席するか」といった設問に、どのように対応するかをシミュレーションしました。
函館地方気象台・山本輝明 地震津波防災官
「(情報のことを)知らないということが多いので、とるべき行動を体験してもらうことが目的」
注意情報は2022年から運用が始まりましたが、住民や行政職員の間で理解が深まっていないのが課題になっています。