北海道の人気観光スポット「青い池」で“入場税”徴収について検討　観光施設改修やオーバーツーリズム対策の財源確保の一環　北海道美瑛町

2024年07月10日(水) 11時37分 更新

　観光客の増加に対応する財源を模索している北海道美瑛町で、「青い池」の観光客から、「入場税」を徴収する案が出ていることがわかりました。

美瑛町は、コロナ後に観光客が増加する中で、観光施設の改修やオーバーツーリズム対策に必要な財源の確保が課題となっています。

美瑛町は６月、有識者らによる委員会を設置し、2026年度から、観光客に税負担を求める方法の検討を始めました。

その中で、人気観光スポットの「青い池」を訪れる観光客から、「入場税」を徴収する案があがっているということです。

導入されれば、北海道内で初めてとなりますが、美瑛町は取材に対し、「宿泊税など、幅広い税制から検討をしている中の一つであり、さらに議論を深めていく」とコメントしています。