「すごく酒臭く…まさか飲んでないよね？」救助に駆けつけた女性に逮捕された32歳の男「僕飲んでます」ドラレコ映像に反対車線にはみ出す様子　小樽飲酒死亡事故

2024年09月23日(月) 18時13分 更新

22日、北海道小樽市で飲酒運転の車が別の車と正面衝突し大学院生が死亡した事故で、飲酒運転の車が対向車線にはみ出す様子が付近を走行した車のドライブレコーダーに映っていたことがわかりました。

事故現場を走行した車のドライブレコーダーの映像です。



画面の奥側…。片側２車線の中央車線を走る白い車が、突然反対車線にはみ出します。



正面衝突された黒い車は衝撃で吹き飛び、横転しました。



この事故は22日朝小樽市銭函３丁目の国道５号線で起きたもので、正面衝突された車を運転していた札幌市の大学院生、田中友規さん24歳が死亡しました。



事故を起こした函館市の自称・会社員、大沢亮汰容疑者32歳の呼気からは基準の３倍を超えるアルコールが検出されました。



事故後、歩いて相手の車の方に向かう大沢容疑者。

当時、現場付近を走り、田中さんを救助しようと駆け付けた女性は、すぐに大沢容疑者の飲酒に気が付いたということです。



警察に通報した人
「目が充血していた。すごくすごく酒臭かったから相当飲んだなって」
「まさか酒飲んでないよね？と言ったら『僕飲んでます』って…ふざけんなよ」



さらに、大沢容疑者は…。

警察に通報した人
「自分は函館に職場があって函館に帰ると言っていた。この臭さで酒の状態で、函館まで帰るつもりだったと思うと腹立たしい」

小樽市の現場から函館市まではさらに、およそ250キロ…。



「大変申し訳なく思っている」と容疑を認めているという大沢容疑者。

警察は、事故前の行動や酒の量などを調べています。