見知らぬ男が留守中の漁師宅に…近所の住民数人で取り押さえる、東京から“一人旅”の72歳の男「目的の家と間違えて入った」北海道猿払村

2024年09月08日(日) 16時23分 更新

住居侵入容疑で72歳の男を逮捕した稚内警察署

８日午前、北海道猿払村の漁師の男性宅に、72歳の男が侵入したとして逮捕されました。

住居侵入の疑いで逮捕されたのは、東京都羽村市に住む72歳の職業不詳の男です。

男は７日午後７時ごろから翌日８日午前９時過ぎまでの間、猿払村の漁師の50歳の男性宅に正当な理由なく侵入した疑いがもたれています。

警察によりますと、男は１人で道内を旅行中で、被害男性が留守中に無施錠の玄関から侵入したということです。

男と被害男性に面識はありません。

近所の住民が、男性宅から男が出て来たのを目撃し「人が入っていた」と警察に通報。

その後、複数の住民で男を確保しました。

取り調べに対し、72歳の職業不詳の男は「本来の目的の家と間違えて入った」と容疑を認め、「知人が管理している家に入ろうと思った」などと供述しているということです。

警察は、男の供述の裏付け捜査を進めるなど、侵入したいきさつを詳しく調べています。