大学生暴行死事件 死亡した20歳の大学生 少なくとも3人以上から激しい暴行を受けたか 防犯カメラにJR大麻駅周辺を1人で歩く姿も 北海道江別市
2024年10月28日(月) 17時37分 更新
26日、北海道江別市の公園で20歳の男子大学生が全裸で倒れているのが見つかり、その後、死亡が確認されました。
複数人から暴行を受けたとみられています。一体、何があったのでしょうか。
金子将也記者
「事件から2日、公園の規制線は外れました。男性は住宅街のすぐそばにある、こちらの階段から降りた街路灯の下で見つかったということです」
男子大学生が全裸で倒れていた江別市文京台南町の公園です。
26日午前6時半ごろ、犬の散歩をしていた男性が異変に気付きました。
第一発見者
「最初、人形かなと思って通り過ぎたが、あおむけで大の字で腕は曲がって脚は開いていた」
その後の警察の調べで、死亡した男性は北海道千歳市に住む大学生、長谷知哉さん20歳と判明。
長谷さんの顔や上半身などには複数のあざがあり、司法解剖の結果、死因は外傷性ショックとわかりました。
けがの状況などから、少なくとも3人以上から激しい暴行を受けたとみられています。
長谷さんの知人
「めっちゃ騒ぐような人ではない。ある程度おとなしくて真面目な子。友達も似たような感じで、真面目で優しくていい子たち」
真面目な性格だったいう長谷さん。友人たちは、「事件に巻き込まれるような人とは思えない」と話します。
長谷さんの知人
「事件の真相はわからないが心苦しい。びっくりしています」
また、長谷さんの足取りも少しずつ見えてきました。
警察によりますと、死亡する前日の午後8時以降に現場から650メートルほど離れたJR大麻駅周辺を1人で歩く長谷さんのようすが防犯カメラに映っていたということです。
警察は、25日の午後8時から発見される26日朝までの間に、複数人から暴行を受けたとみて、殺人の疑いも視野に交友関係にトラブルがなかったかも含めて調べています。