陸自の30代1等陸曹が同僚に足蹴り暴行…全治4週間のけがさせ停職5か月の懲戒処分「態度に立腹した。大いに反省」真駒内駐屯地第11特科隊
2025年02月17日(月) 13時29分 更新
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2023年8月、札幌市南区にある陸上自衛隊真駒内駐屯地に所属する1等陸曹が、同僚隊員に対し足蹴りをする暴行を加え全治4週間のけがをさせたとして、停職5か月の懲戒処分を受けました。
懲戒処分を受けたのは、真駒内駐屯地の第11特科隊に所属する30代の1等陸曹です。
陸上自衛隊によりますと、この1等陸曹は2023年8月、札幌市内の公園で、同僚隊員に対し10回程度足蹴りする暴行を加え、全治4週間のけがをさせました。
被害を受けた隊員が、部隊に報告したことで暴行が発覚。
陸上自衛隊は、1等陸曹本人から話を聴くなど調査を進め、事実が確認されたとして2月17日付けで停職5か月の懲戒処分としました。
暴行は勤務時間外だったということです。
また陸上自衛隊は、懲戒処分を受けた1等陸曹の性別を明らかにしていません。
陸上自衛隊の聴き取りに対し、1等陸曹は「同僚隊員の態度に立腹した」と説明したうえで「自らの行為を大いに反省しています」と話しているということです。
第11特科隊の津田尚樹1等陸佐は「厳正に処分し、再発防止に万全を期してまいります」とコメントしています。