再開発進む札幌“桑園エリア”に企業と地域の交流拠点 道内最大級の木造ビル…「絶対笑顔で対応」特殊なルールのスペースも
2024年12月05日(木) 18時25分 更新
再開発が進む札幌市中央区の桑園エリアに、また新たなスポットが誕生します。
堀内大輝アナウンサー
「おお~すごい!植物があって、ガラスから陽が入ってきて、とっても明るい雰囲気で、なんだか気持ちいいですね!吹き抜けですよ。天井が高くて解放感があります」
ガラス張りの建物。木造建築としては北海道内イチの大きさだといいます。
札幌・桑園エリアに今週末お目見えする「エア・ウォーターの森」です。
ここには、レストランをはじめ、ワーキングスペースなどがあって、人が交流する新たな場を目指しています。
進化を続ける桑園エリア、その新スポットを探ります。
「エア・ウォーターの森」はエネルギーなど幅広い事業を手掛ける、エア・ウォーター北海道の本社ビルです。
1分12秒~1分28秒
エア・ウォーター北海道 棟方祐介さん
「(どういった役割をになっていくもの?)いろんな人が来られる場所ということもあり、ここにさまざまなビジネスパーソンを集めて、ここから北海道の社会課題の解決するようなビジネスを創出していきたい」
JRの駅からも近く、大学や商業施設が集まる一方で、豊かな自然もある桑園エリア。
この場所で、企業や大学、自治体の人々が働き、さらに地域住民と交流することで「人口減少」や「再生エネルギー活用」などの社会課題の解決を目指しています。
そのため、一般の人でも出入りが自由です!
堀内アナウンサー
「気持ちよさそうですね、これは。天気のいい日なんて最高ですね」
屋上には、地域住民の憩いの場となるガーデン。
Fビレッジのガーデンを手がけたデザイナーが監修しています。
1階には、一般の人が利用できるレストランがあり、エア・ウォーターの農園で収穫した野菜や、道内各地の食材を使ったメニューを味わえます。
堀内アナ「ジュ~っていってます。ハンバーグおいしそう!このアツアツの鉄板、冬にピッタリですね。おいしい」
そして、ビジネスパーソン向けの設備も整っています。
エア・ウォーター北海道 棟方祐介さん
「こちら個室スペースになっています。だいたい6名ぐらい座れるようなスペースを用意して、機密的な仕事はこういうところでやっていただく。個室を借りたみなさんに、リラックスができるスペースです。ここはオープンテラスで、実は全部の部屋と繋がっているテラスになっています」
2階には、オフィスや会議室。道内にある複数の大学がサテライトオフィスの入居を決めていて、企業や自治体と連携した研究を進めたい狙いです。
3階のコワーキングスペースは、誰でも借りられますが、ひとつだけ条件があるといいます。
エア・ウォーター北海道 棟方祐介さん
「こっち側にいる人たちは話しかけられたら、絶対笑顔で対応しなきゃダメだというのが基本ルールになっていいます。開かれた場所で、色んな人たちと一緒に、イノベーションを起こしていきましょうと。そこでごちゃまぜにして、いいアイディアを生み出していくことを、この施設で体現していきたい」