三笠宮妃百合子さまが老衰のためご逝去 手稲山でのスキー、大雪山系の登山など北海道内各地をたびたびご訪問
2024年11月15日(金) 18時24分 更新
三笠宮妃百合子さまが、15日入院先の東京都内の病院で老衰のため亡くなられました。現在の皇室最高齢で101歳でした。
百合子さまは、昭和天皇の一番下の弟三笠宮崇仁さまと1941年に結婚して18歳で皇室に入られました。
ウィンタースポーツに造詣が深かった三笠宮さまとともに、たびたび道内各地を訪れ、北海道ともゆかりの深い皇族のおひとりでした。
1961年3月には、宮様スキー大会に出席されるため札幌市を訪れ、ご夫妻で手稲山でスキーを楽しまれました。
当時の映像には、雪上車で山頂まで登り、HBCのテレビ送信所の前から滑り降りる様子が記録されています。
こちらは1964年7月、大雪山系赤岳で登山を楽しまれる三笠宮さまご一家の様子です。
麦藁帽子をかぶり、ステッキを手に登っているのが百合子さまです。
この時は、のちに「ヒゲの殿下」として親しまれた長男の寛仁さまもご一緒でした。
百合子さまは、夫の三笠宮さまが2016年に100歳で亡くなるまで75年間連れ添われました。