札幌の無許可施設「ノースサファリサッポロ」 ツキノワグマなど「特定動物」を無許可で飼育 札幌市は10回以上行政指導
2025年02月19日(水) 11時37分 更新
建物を無許可で建設していたノースサファリサッポロで、ツキノワグマなどの「特定動物」を無許可で飼育し、行政指導を受けていたことが分かりました。
札幌市南区のノースサファリサッポロでは150種類以上、500匹あまりの動物を飼育しています。
札幌市によりますと、運営会社は飼育を始める際に自治体の許可が必要なツキノワグマやコブラなどの「特定動物」を過去に、無許可で飼育し、札幌市が口頭や文書で10回以上行政指導していたことが分かりました。
一方、運営会社は18日、156棟の建物の撤去計画書を市に提出しましたが、これまでに施設の公式サイトに撤去計画は掲載されていません。
札幌市は、計画書を精査し、内容によっては建物の除却命令を出すことも検討しています。