北海道の「宿泊税」、すでに徴収を始めている倶知安町を“免税”とする方針 北海道知事と倶知安町長が面談
2024年12月11日(水) 09時30分 更新
北海道が「宿泊税」をめぐり、先行導入している倶知安町を免税とする方針を決めたことを受け、10日、鈴木知事と倶知安町長が面談しました。
鈴木直道 北海道知事
「こうして合意ができたことに改めて感謝申し上げたい」
倶知安町は、2019年から「定率制」で宿泊税の徴収を始めており、新たに北海道が導入を目指す「段階的定額制」が混在すると、事業者の負担が増えるとして反発していました。
鈴木知事は、10日の道議会でこれまでの方針を転換。
倶知安町が、道の徴収分に相当する額を納めた場合、道の宿泊税を免除する方針を明らかにしました。
倶知安町は道税分を収める財源として、宿泊税の課税率を上げることを検討しています。