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Fビレッジ効果で観光客463万人に増加 年間の宿泊者数10万人⇒25万人の試算、宿泊税導入方針「どのような還元ができるかこれから考える」北海道北広島市

2024年10月02日(水) 20時24分 更新

北海道ボールパークFビレッジで盛り上がりを見せる北広島市は、2026年4月から宿泊税の導入の方針を発表しました。

北広島市が2026年4月の導入を進める「宿泊税」は、1人1泊あたりの宿泊料金が2万円未満で200円、2万円以上、5万円未満で300円となる「段階的定額制」で、最高10万円以上で1000円が課税される予定です。



北広島市 上野正三市長
「(北広島市内のホテルは)野球の試合の開催日には満室になっている状況。宿泊施設にも税をいただくので、どのような還元ができるかこれから考えていく」



宿泊税導入の背景にあるのが、「北海道ボールパークFビレッジ」の開業による約463万人にのぼる観光客の増加です。



北広島市は市内での宿泊者数が、現在の年間10万人から25万人規模まで増えると試算し、宿泊税の導入によって年間6000万円前後の税収を見込んでいます。



税収は観光人材の確保に充てたい考えで、市は2025年3月の市議会に宿泊税の条例案を提出する予定です。