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「湘南乃風」若旦那さんが廃業から復活した銭湯で弾き語りライブ「思いが浴場にあふれていて、いい演奏になった」銭湯の枠を越えた”にぎわい” 北海道旭川市

2024年11月28日(木) 17時25分 更新

若い世代にももっと銭湯を利用してほしい。

そんな思いで9月に「復活」をした北海道旭川市の銭湯で、人気アーティストのライブが開かれ、風呂場は若者の熱気に包まれました。



旭川市の住宅街にある銭湯「菊の湯」。

「いい風呂」の日の26日、休憩スペースがライブ会場に変わっていました。



歌い上げるのは「湘南乃風」の「若旦那」さん。



「菊の湯」の経営者との親交が縁で、ライブが実現。



銭湯は、若者の熱気に包まれました。

銭湯利用客
「すごいよかった。生で歌を聞けて嬉しかった」
「最高です!こんないいことないと思う」




2023年3月に経営難から廃業した「菊の湯」。

京都府を拠点に、銭湯文化を広げる活動をするグループが、クラウドファンディングなどで2024年9月に復活させました。

若者世代向けに、ロウリュ式のサウナを設置するなどし、廃業前よりも客足は伸びているといいます。



「菊の湯」経営 FROCLUB・塩路道徳さん
「年齢問わず、愛される銭湯になってきていると思う。(若旦那さんとは)毎年やろうと話した」

湘南乃風 若旦那さん
「働いている人たちの思いが浴場にあふれていて、それが自分の心にしみて、いい演奏になった」



イベントでは、キッチンカーやDJブースも登場するなど、銭湯の枠を越えた”にぎわい”を見せました。

利用客
「若い人は楽しみだと思う。私たち年寄りだけど、これから続けてくれるといい」

「菊の湯」では、今後も銭湯文化を広めるイベントを開催していくということです。



この日、普段の倍以上の250人が銭湯を訪れたということです。

北海道ニュース24