虐待死事件を受けて「的確な対応ができるように」不登校対応マニュアルまとまる 来月公表へ 北海道小樽市
2025年03月28日(金) 09時36分 更新
去年10月、北海道小樽市で不登校だった女子児童が虐待死した事件を受けて、小樽市は不登校の児童に適切に対応するマニュアルをまとめました。
27日、小樽市では市長や市教委らが参加する総合教育会議が開かれ、「不登校対応マニュアル」の案について話し合われました。
小樽市では、去年10月、当時小学3年生の女子児童が義理の母親から暴行を受けて死亡した事件で、女子児童が不登校だったにもかかわらず適切に情報共有が行われなかったことが明らかになりました。
マニュアルでは、こうした事案の再発防止が目的で長期間欠席している児童に対し、学校と教育委員会だけでなくケースワーカーなど専門家や関係機関とも連携し、どう対応するべきかを明記しました。
小樽市・迫俊哉市長
「関係機関が連携してしっかり取り組んでいく。適切なタイミングで的確な対応ができるような、そういった取り組みができるように」
「不登校対応マニュアル」の案は会議で承認され来月、公表される予定です。