“当て逃げ”の捜査中に特徴の似た車を発見、酒気帯び４倍のアルコール発覚…旭川駐屯地の48歳の自衛官、その場で逮捕「買い物をするために運転した」

2024年08月13日(火) 08時15分 更新

逮捕された２等陸曹が勤務、陸上自衛隊の旭川駐屯地

　12日午後、北海道旭川市で、酒を飲んで乗用車を運転したとして、48歳の自衛官の男が逮捕されました。

　酒気帯び運転の疑いで逮捕されたのは、旭川駐屯地に勤務する48歳の自衛官の男です。
　警察によりますと、この自衛官の逮捕前、当て逃げがあり、捜査していたところ、12日午後５時半ごろ、旭川市神楽７条14丁目付近で特徴の似た車を発見。
　運転の自衛官に呼気検査すると、酒気帯び運転の基準の４倍のアルコールが検知されたため、その場で逮捕しました。
　48歳の自衛官の男は取り調べに対し、容疑を認めた上で、動機について「買い物をするために運転した」などと話しているということです。
　警察は、引き続き当て逃げとの関連などを調べています。
　また、陸上自衛隊によりますと、逮捕された自衛官は、旭川駐屯地にある第２特科連隊所属の２等陸曹です。
　第２特科連隊長の井上靖也・１等陸佐は「部隊としては、警察の捜査に全面的に協力すると共に、明らかになった事実に基づいて、厳正に対処いたします」とコメントしています。